アパグループの旗艦ホテルであり、ホテルとしても日本最高峰、さらには千葉県で最も高いビルというなかなかに凄い実績を持つ「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」。今回はこちらのホテルに泊まってきましたので宿泊レポートをお送りします。
アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張 基本情報
住所:千葉県千葉市ひび野2-3
アクセス:JR京葉線「海浜幕張駅」より徒歩7分
客室数:2007
チェックイン 15:00 チェックアウト 10:00
その他:館内にコンビニ(ローソン)あり、大浴場3か所あり(宿泊者無料)、プールあり(別料金)、駐車場500台あり
「幕張プリンスホテル」として1993年開業。プリンスホテルの母体である西武鉄道の経営再建にあたり2006年にプリンスホテルとしての営業は終了し、同年アパグループによる買収が行われ、「アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張」として開業しました。2014年・2016年に増築が行われ、アパとしての開業当初から客室数を2倍に増やして現在に至ります。
アパホテル&リゾート 東京ベイ幕張 宿泊レポート
駅からはペデストリアンデッキで移動可、館内ショップも充実
まずはアパホテル&リゾート 東京ベイ幕張の立地について。駅からはやや離れていますが、ペデストリアンデッキを利用して信号を気にせず移動可能。駅からは近いホテルもいくつかありますので、それと比べると少し劣る部分があるかもしれません。
とはいえ、館内にはそれを補って余りあるだけの館内施設が充実。コンビニが2つあるというのも驚きですが、ドラッグストアのあるホテルというのもなかなかに珍しいですね。
セントラルタワーは古さが少し目立つ
今回はプリンスホテル時代から営業を続けている「セントラルタワー」の32階に宿泊。さすがに高層ビル、エレベーターも低層用と高層用に分かれており、アパホテルらしからぬ開放的な雰囲気が広がっています。
32階の部屋に到着。広さはプリンスホテル時代のものを継承しているのか、17.8㎡とアパホテルにしてはかなり広め(アパホテル標準は11㎡)。アパホテル時代になってから改装したと思われ、メインとなるお部屋にはいかにもアパらしい雰囲気が広がっていました。また、高層階ということもありホテルからの景色は最高の一言。これを見るだけでも、ここに泊まる価値がある・・・かはわからないです(笑)
メインの客室が綺麗にされている一方、、水回りはやや古さが目立つ構造。綺麗にはされていましたが、アパらしくない雰囲気が漂っていました。浴槽もアパ特有も卵型じゃないしね(大浴場があるからあまり使われないのかもしれませんが)。
(浴槽の写真ピンボケしててすみません・・・)
朝食は充実しているがややお高め
朝ごはんに移りましょう。朝食会場は1階の「ラ・ベランダ」にて。前売で2,500円と、なかなかに強気の値段設定でした。
その値段に合うかと言われると・・・正直微妙。確かに種類豊富で充実していましたが、2,500円という価格を考えてしまうと、という感想でした。客室数の関係からか、かなり混雑が見られ快適な朝食とはいかなかったのが正直なところです。
・・・何だかいろいろ言われそうなコメントが書かれていましたが、見なかったことにしましょう。
まとめ 広い分混雑は必至、好みは分かれそう
プリンスホテルとして開業し、現在はビジネスホテル兼シティホテルとして営業を続けるアパホテル&リゾート 東京ベイ幕張。簡単にまとめると、
とにかく広く館内設備も充実しているが、混雑は避けられない
といったところでしょうか。3か所の大浴場や充実した館内設備等、他のホテルと比較し明確な長所があるのは確かです。しかしその一方、セントラルタワーの設備の古さや慢性的な混雑など、やや気になる点もいくつかあり、それを許容できるのであれば快適に過ごせるかと思います。アパ特有の「クセ」もあるため、少し人を選ぶ部分もあるかと思いますが、日本最高層のホテルは(当たり前ですが)ここだけですので、迷っているようであればぜひ一度滞在してみてはいかがでしょうか。