阪急千里線の終点・北千里駅直結。1994年開業とこの周辺では中堅どころのショッピングセンターとなっている。現在、吹田市主導による北千里駅前の再整備事業が目下進行中で、事業の進捗次第では早晩取り壊し・再開発の可能性もありうる物件。早めの訪問をおすすめする。
ディオス北千里

大丸ピーコック北千里店跡地

館内案内には「ピーコック」の文字が残る。「大丸」の文字が消されているのは 大丸ピーコック→ピーコック と名称変更をした関係か
館内は1-3番館・5番館・7番館・8番館となかなかの規模。2番館と3番館の間(写真2枚目右下)にそこそこ大きい空白のエリアがあるが、これはかつて大丸ピーコック北千里店があった跡地で、ディオス北千里よりも前の1979(昭和54)年に開店したものの、2017年に閉店、今は空きテナントのまま放置されている。
バブル崩壊後の建物であるこのディオス北千里だが、館内は近未来的な風景が随所に残りいかにも当時の面影を感じさせる。オープンモールとなっているため寒暖による影響は受けるものの、当時はこういったモールが流行っていたこともあり特に驚きは感じない。
館内の様子を見ていく。規模がとにかく大きいこともありテナントの数は多めだが(とはいえ3ケタに乗らない程度ではある)、キラーテナントに欠けるからか人の数はそれほど多くない。ガラーンとした印象がどうしても目立ってしまう印象だ。逆にいえば、余裕があるといえるのかもしれない。