阪急から新幹線の新大阪駅に行く際は、京都線の南方駅で御堂筋線を使うか、梅田でJRに乗るのが一般的。ところが、近年急速に勢力を伸ばしつつあるEX-ICで新幹線を利用しようとすると、たとえJRであろうと新大阪から先の在来線が別料金となるから困ったものだ。いくらIC化で新幹線の料金が下がったとはいえ、これでは本末転倒である。
ところが、そんな心配はご無用。実は阪急電車と新幹線を行き来する際、「阪急南方駅から新大阪駅を歩いて移動する」という方法が存在する。今回は、そんな電車代を節約したい人向けに、阪急南方駅と新大阪駅とを歩いて移動する方法をご紹介する。
阪急南方~新大阪への行き方
Googleマップ上では・・・
阪急南方駅と新大阪駅の距離は約1kmほど。徒歩で10~15分ほどで行くことが出来る。上の地図上では途中の角を曲がるルートが選択されており、実際にもこのルートが最短での行き方となっている。とはいえ、地下鉄御堂筋線の直下(新御堂筋の下)をひたすら歩くだけでも十分にたどり着くことは可能(ただし、20分ほど歩く)ので、地図を読むことが苦手な方や方向音痴な方はこのルートを選択するのが賢明かもしれない。
※当サイトでは、上の地図における最短ルートを利用する方法を解説します。
実際に写真を使って解説!
ここからは、実際に写真を使って南方駅⇔新大阪駅の行き方を解説する。なお、取材班は南方→新大阪の順序で移動したため、新大阪駅から南方駅へ移動する人はお手数だが記事の下側から見てもらいたい。
まずは阪急の南方駅まで移動。大阪・神戸方面からの移動であれば「きた西改札口」を、京都方面からの移動であれば「みなみ西改札口」を利用。なお新大阪駅は南方駅の北側にあるため、京都方面からの移動の場合、改札を出たのち踏切を渡って北側に移動する必要がある、
駅の北側へと出たのち、上のような光景が見えるので、ここからは左側に新御堂筋を見ながらしばらく北に進むこととなる。なお手前にある入口は地下鉄御堂筋線西中島南方駅の入口。荷物が多くてキツい!というときは遠慮なくこちらへ。
新御堂筋の横を進んでいく。道中にはドラッグストアやスーパーもあり、新大阪駅内の売店よりも飲食品や日用品が安く販売されている。必要に応じてうまく使っていきたい。
パチンコ屋の横を抜け、歩道をさらに北へと進む。このあたりは歩道の広さの割に歩行者が多く、また自転車も非常に多く走行しているため、歩行の際は十分に注意したい。
上のようなクロッシングが見えたら、歩道に沿って斜め右へ。ここまで来れば新大阪駅はもうすぐです。
交差点を斜め右へと曲がった後は、そのまま道なりに直進。新大阪駅に隣接するホテル「レム新大阪」が出てきたらそこはもう新大阪駅と言って良いでしょう。
ここまで来たらあとは簡単。トンネル手前の横断歩道を渡ったのち、トンネル下を直進。その後、新大阪駅の入口は見えてきますので、そこへ向かって行けば到着です!
まとめ 南方~新大阪の移動は難しくない!
いかがだっただろうか。今回は、阪急南方駅とJR新大阪駅とを徒歩で移動する方法をご紹介した。阪急南方駅とJR新大阪駅の移動はそれほど難しくなく、面倒な坂なども一切なし。スーツケースを持っていても容易にあるける距離にあるため、次に新大阪駅を利用する際はぜひ一度このルートをたどってみてはいかがだろうか。