今回、縁あって神戸市灘区の震災復興祭「灘チャレンジ2023」への協賛を行うこととなりました。今回は、そのご報告と宣伝を兼ねた記事となっております。なお、先方からは何も依頼されていませんのでお間違いなく(勝手に書いています(笑))。
※今回の記事に掲載している写真は、全て灘チャレンジ実行委員会様からの許可を頂いて掲載しております。なお、掲載している写真は全て2022年に開催されたものとなります。
灘チャレンジ 基本情報
- イベント名:灘チャレンジ2023
- 日時:2023/9/17(日) 11:00~16:00
- 会場:都賀川公園
- アクセス:阪神大石駅より徒歩8分、JR六甲道駅より徒歩14分、阪急六甲駅・王子公園駅より徒歩18分
※当日中止の場合は、後日「灘区民ホール(都賀川公園北側)」で縮小開催。
灘チャレンジとは?
灘チャレンジの概要については、公式サイトにて以下のような説明がなされています。
「灘チャレンジ」は、1995年に起きた阪神・淡路大震災の復興祭として始まった地域のお祭りです。神戸大学の学生を中心に、地元の方々と協力して運営しています。
きっかけは阪神・淡路大震災の時に救援活動を行っていた学生の、活動で出会った多くの住民の人たちと「一緒に何かしたい」、「学生も灘に生きる人としてこれからの街づくりを考えていきたい」という思いでした。
それ以降、震災継承だけでなく、障がい者や野宿者などの社会問題にも焦点を当てつつ、毎年お祭りの開催を続けてきました。また、長年会場としている都賀川公園で水難事故が起きてからは、再発防止に向けた継承活動も行っています。さらに、長年灘区に根付いた活動を行う中で、お祭りを通して普段出会えない人々が出会う/知り合うきっかけの場としての役割を持つようにもなってきています。
だんだんと震災当時のことを知らない世代の学生が増えていくなかでも、先輩や地域の方々の思いを受け継いで活動を続けています。
つまり簡単にまとめると、
- 1995年の阪神・淡路大震災の復興祭として始まった
- 大学生が地元の方々と協力して運営を行っている
- いわゆる「学祭」とは違う、地域の方々と協力して行う「地域のお祭り」である
- 近年は震災継承だけでなく、様々な社会問題にもフォーカスを当てている
という4点が特徴となっています。
いわゆる「市民のお祭り」と呼ばれるお祭りは各地で行われていますが、「地元の方々と連携し」「学祭とは異なる形で」「社会問題にフォーカスする」課題提起型のお祭りとなっているのが面白い点ですね。
実際、それを裏付けるかのように、会場内にはいかにもお祭りらしい様々なイベントが開催されているだけでなく、1995年の阪神・淡路大震災の様子や、会場である都賀川公園で発生した水難事故に関する展示がなされています。震災から今年で28年が経過しますが、今もその思いを脈々と受け継いでいるあたり、本当に共感が持てます。
灘チャレンジへの協賛を行う理由
では、なぜ当取材班が「灘チャレンジ2023」に協賛することになったのか。理由は簡単。コネがあったからです。というと身も蓋もない(笑)のですが、元々取材班が大学時代、阪神・淡路大震災とその後の再開発について研究しており、同じ学生同士だけでなく様々なOB・OGの先輩方とも深く関わることとなったのがきっかけで今回協賛を行うこととなりました。今回の協賛については、当日配られるパンフレットにも掲載される(!)そうです。ぜひご来場の上、そちらについてもご覧頂ければと思います!
灘チャレンジ2023で行われるイベント
灘チャレンジ2023では、以下のようなイベントが行われる予定なのだとか。ここ数年、社会情勢の関係でお祭りがあまり開催されなかっただけに、今から楽しみです!
ステージイベント。地元団体による様々な公演のほか、豪華賞品が当たるイベントも開催されるそうです。
様々な模擬店。地元の団体が様々な商品を販売しているほか、お子さん向けに様々なミニゲームを行っています。お祭りの醍醐味である様々な飲食物も楽しめます!
(写真の繰り返しになりますが)過去に起きた災害や、近年問題となっている社会課題に関する展示も掲載。「震災を忘れない」祭りとしての役割は今も続いています。
灘チャレンジ2023は9/17(日)開催!お楽しみに!
1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、震災復興祭として始まった「灘チャレンジ」。感染症による開催中止・様々な制限を乗り越え、2023年、ついに完全復活。復活した震災復興祭「灘チャレンジ2023」は2023年9月17日の日曜日に開催します!!ぜひお越しください!!