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南堀江「オレンジストリート」に、大阪らしくないオシャレさと大阪の極限を見た。【中央区】

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大阪の三大繁華街といえば、みなさんご存じ、梅田・なんば・天王寺であり、この3か所を訪れたことがあるという人間はおそらく多くいると思う。これは若者においても例外ではなく、最近は特に再開発の多く行われた梅田や西日本最大の歓楽街・なんばを中心に多くの若者がこんな状況下でもワーワー騒ぎ立てている。

しかし、若者においては少し異なる特徴を持った部分がある。「オレンジストリート」なる、アメリカ村のある心斎橋や四ツ橋から少し西側に行ったエリアに人が集まり始めているというのだ。そこで今回は、この「オレンジストリート」及びその周辺、いわゆる「南堀江」と呼ばれるエリアに焦点を当て、いったい何が起こっているのかを探っていく。

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便利でオシャレなエリアです

地下鉄四ツ橋駅

オレンジストリートの最寄りはここ、地下鉄四つ橋線四ツ橋駅だ。南堀江にはどちらかというと地下鉄長堀鶴見緑地線・千日前線の西長堀駅から行った方が近いのだが、梅田や天王寺などといった場所からのアクセスと考えるとこちらのほうが便利だ。 ただ、西長堀駅周辺には大阪市立中央図書館や高級スーパー「KOHYO」なんかもあったりするので、実際に住むのであればコチラ側の方が良いのかもしれない。結局、若者って集まるととにかくうるさいしね。

オレンジストリート入口

地下鉄四ツ橋駅の南改札を抜け、四ツ橋筋を南に歩くこと数分、オレンジストリートの入口が見えてきた。それにしても、ここが本当に若者の集まる場所なのか、疑問に思う人も多くいるだろう。明らかにオレンジストリートのアーチの右側に「岸タンス店」などという明らかに昭和風にしか見えない看板まで書かれてるし。

オレンジストリート

ところがどっこい、一歩街路を入ればこのザマだ。スタイリッシュなデザインに、いかにもDQNやチャラチャラ系若者、インスタ映え(笑)女子が好みそうな店がズラズラと並んでいる。

オレンジストリート

とはいえ、ここはあくまで商店街。もともと江戸時代、河村瑞賢によって「堀江新地」として開発され(風俗ではないですよ)、材木業や染色、青物(野菜)といった様々な商品が流通して発展したということもあり、現在でも古い街並みのような看板がかかっていたりする。オシャレな街とオシャレではない街が混在しているのが、ここ、南堀江という街の姿なのだ。

オレンジストリート

オレンジストリート

そんな南堀江の特徴として、「1階はシャレオツな店舗となっているが、2階以上はただの古汚いマンションになっている」という点が挙げられる。シャレオツなお店が大量に入る今であっても、やはりこの辺は古き良き大阪といった光景を残している。原宿や渋谷といった東京の繁華街とは一線を画す理由が、ここにある。とはいえ、こんな細い通路をスポーツカーが通り抜けるあたり、結局オシャレな街であるということは変わらないのだ。

とはいえ、どこまで街をキレイにしようが、やはりここは若者の集まる場所。ヤンキーが汚していく風景があるのだった・・・。

このオシャレな界隈にあの激安スーパーが!!

そんな南堀江・オレンジストリートだが、いくらシャレオツにしようが都心だろうが、ここは大阪市内であることに変わりはないのだ。その証拠として、こんなシャレオツエリアにもパチンコ屋と間違えてしまうような巨大な看板をつけた「スーパー玉出」の店舗が堂々と存在しているのだ。

スーパー玉出堀江店

このスーパー玉出、通称「スーパー玉出 堀江店」はオレンジストリートの南側、なにわ筋の交差点を渡った先に位置している。なにわ筋を渡ってもオレンジストリートそのものは続くのだが、四ツ橋筋からなにわ筋のエリアに比べるといくぶんシャレオツ度が落ちる傾向にあり、それを狙った格好となっている。

スーパー玉出堀江店

そんなスーパー玉出だが、交差点を挟んだその向かいには、

クッッッッッソオシャレな自転車屋が鎮座していた。

やはり、大阪クオリティを感じずにはいられなかった・・・。

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