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ステーションN(2023年3月訪問) 池田駅前北地区第1種市街地再開発

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ステーションN

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池田駅前北地区第1種市街地再開発事業により1985(昭和60)年開業。同時期に駅の南側に「サンシティ池田」という再開発ビルが開業しており、先を競うようにして建設が進められた。建物は11階建てで、下層階が商業・上層階が住宅という典型的な構成。運営は例によって第三セクター「池田市再開発ビル株式会社」によって行われている(先述した「サンシティ池田」は「池田駅南開発株式会社」及び「株式会社H2都市開発」によって運営。なお、こちらは第三セクターではない模様)。

「サンシティ池田/IKEDIA」(2023年3月訪問) 池田駅南地区第1種市街地再開発
阪急池田駅南側に立地。「池田駅南地区第1種市街地再開発事業」により1987(昭和62)年4月15日にオープン。池田駅の南側と、道路を挟んださらに南側に1棟ずつ建物が建造されており、...

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1985年開業というその数字からも分かる通り、訪問時には大規模修繕が行われていた(2023年10月工事完了)。ステーションN公式サイトには

人の身体と一緒で35年も経つとぼちぼちと治す箇所も出てきていますが、まだまだ働き盛りのビルだと自負しております。

という記載があり、なかなかにユーモアを感じさせる。このあたりはさすがに仕方ない。修繕を前向きに捉え、積極的に行うだけでも十二分に価値がある。

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中の様子を見ていこう。建物は地上11階建てで、地下1階から3階が商業エリア、4階から11階が住宅エリアとなっている。商業エリアのフロアガイドもライトに照らされるタイプで時代を感じさせる。一部フロア名称と合っていない部分があるが(地下1階「味と語らいのフロア」に飲食店がないなど)、そこはご愛敬だろう。駅からはペデストリアンデッキを経て直結となっており、雨でも濡れずに駅に向かうことができる。

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レンガ調の茶色が目立つ空間、美しく装飾された天井、絶妙に色気のある照明・・・・どこをとっても昭和~平成初期らしい雰囲気が色濃く残っている。全体的に個人経営の店舗が多く、駅直結の割に人通りも多くない。のんびりした雰囲気がかしこに広がっている。

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時代を感じさせる絵や光景も随所にみられる。地下1階行きの掲示は「味と」の部分が消され、「語らいのフロア」という文字だけが残っていた。語らいのフロアとは、、、何なのでしょうか(笑)

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そんな地下1階だが、なかなかに「語らい」らしいテナント(?)がそろっているのは間違いないようで、飲食店こそ無いものの多種多様なテナントが軒を連ねていた。エスカレーターは「月~土 午後1時~午後6時」という謎の掲示がなされていましたが・・・

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